K's Magazine

『脳・心理・メンタルヘルス』系。和馬の思考ノートです。一応"カズマガジン"と読みます…(;//̀Д/́/ก)w 読んだ方の思考の参考になれば幸いですପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ

【2】1-2. 嫌なこと(ストレス)を続けていると、脳細胞にダメージを受ける

「いや、でもそうはいってもそれをしなかったとしたら、周りから自分が糾弾される」と思うかもしれない。もしくは実際そのような目に遭ったことがあるかもしれない。誰だって人から責められるのは嫌だし怖い。

だから、本当は嫌だけど我慢して「ねばならない」ことをしているかもしれない。

 

しかし、実は嫌だと思っていることをするリスクは非常に大きい。どういう事かというと、嫌だと思うことをすることによって生じたストレスが、実は脳の細胞にダメージを与え、脳機能を低下させるのだ。ストレスを一定期間以上感じ続けていると、脳の海馬という部位がダメージを受けることが、脳科学の実験で分かっている。*1

また、人は自分が安心できる「安全基地(セキュアーベース)」がないと、脳がうまく機能しないことが、科学的に証明されている。物理的にも、心理的にも「心地よい状態」でないと、体も心もうまく働かないのだ。そのような仕組みで、脳ができているのだ。*2

だからストレスを感じることや、心地よくないことを継続的にしていると、脳がうまく機能しなくなってくる。つまり心も体もうまく働かなくなってくるということだ。

そうすると、様々なことにプラスの感情を感じにくくなる、新しいことをなかなか覚えられない、考えようとしても頭が働かない、疲れやすくなるなど、様々な不具合がでてくる。

 

このように、心地よくないことを我慢してするリスクとデメリットは非常に大きい。そしてそれは負のスパイラルという形でどんどん悪化してしまう。   

 

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 不快感を感じることをし続ける

   →頭働かない・疲れる・楽しくない・幸せを感じにくくなる

   →でも我慢してする

   →さらに頭働かない。さらに疲れる…etc

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僕自身の経験がそのいい例となるだろう。

僕は我慢することは美徳だと思って生きてきた。なぜなら「我慢することはいいことだ」と、小さい頃から言葉で、あるいは周りの態度でそう教育されてきたからだ。「すぐにやめることはいけないこと、我慢をしてでも続けることはいいことだ」と、学校や家庭や部活を通して教えられてきた。そしてそのように行動してきた結果、次第に体や心が言うことをきかなくなっていった。心身ともに消耗し、結局、身体表現性障害という病気になってしまった。一時は、体が痛くて起き上がれず寝たきりで半年間過ごす羽目になってしまった。結局完治して社会復帰するまで3年以上かかった。

 

嫌なことをすること、我慢することは一般的に思われている以上に体へのリスクが大きい。脳を、体を傷つける。また、うまく働かなくなった頭(心)と体で社会生活を営むことは極めてリスキーだ。学生であれ社会人であれ、新しいことを覚えにくくなったり、ミスが増えたりして、周りの状況が悪化していく可能性が高い。少なくとも、状況がより良い方向に向かっていく可能性は極めて低い。

 

このように、自分の体を壊したり、状況が悪化するリスクを犯してまで、誰かが決めた、あるいは自分が勝手に思い込んでいる「ねばならないこと」をする価値がいったいどこにあるだろうか。

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